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FX!インジケーターで簡単に!?本当のところをお答えします!

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FX!インジケーターで簡単に!?本当のところをお答えします!

前回までのあらすじと今回のお話

こんにちは!
前回までは、FXの導入、MT4のインストールと実際のトレードまでやってみました。
今回は、インジケーターの話と、よくある「これさえあれば!」系の話の真偽についてお話しします。

インジケーターって何だろう?

インジケーターと聞いて、思い浮かべることはなんですか?
例えばGoogleさんで検索してみると「インジケーターのオススメ」「最強の組み合わせ!これがあれば勝てる!」「4○種類 無料ダウンロード」etc...
いろいろ出てきました。
そういう言葉だけのイメージで見ると、「もしかしてインジケーターを入れれば勝てるようになるのでは?」と思う人も居ると思います。
実際、それは半分正解で、半分は不正解です。
では、インジケーターとは何か。それを今回は学んでいこうと思います。

インジケーターとは?

インジケーターとWikipediaで調べると、以下のように出ます。

インジケーター(英語: Indicator)は一般に「標示するもの」の意。(以下略)

これだけだと、ちょっと分かりませんよね。
FXのインジケーターは、テクニカル指標とも言い、特定の計算式を用いて出した結果をチャート上に表示し、売買のタイミングをわかりやすくするために作られた物です。
専門的な言葉を使うと、テクニカル分析をわかりやすくする為に目印を表示するツールだと思って下さい。
さて、ここで今までに出てきていない言葉がでてきましたね💦
では、テクニカル分析って何でしょう?そもそも、売り買いの判断ってどうやってするのでしょう?

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析

FXだけではなく株やCFDなどのチャートを使って売買タイミングを測るトレードは、そのトレードを行うためのきっかけや理由が必要になります。
そのため、チャートを分析したり、社会情勢を考えて売り買いのタイミングを判断したりするのです。
過去のチャートを見て、トレードのタイミングを測る為に分析する事をテクニカル分析
現在の経済情勢と今後の情勢を考えてトレードのタイミングを測る事をファンダメンタルズ分析と言います。
もう少し詳しく知りたい方はこちらのページへどうぞ。(マネックス証券さんのテクニカル分析とは?

つまり、このテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を元に、エントリーする場所、エグジットする場所を想定し、トレードをするわけです。
そのトレードの手助けをしてくれるのが、インジケーターというわけです。

インジケーターの種類

インジケーターには移動平均線や、ボリンジャーバンド、一目均衡表のようなトレンド系のインジケーター
RSIやMACD、最近いろいろなところで流行っているRCIなどのオシレーター系のインジケーターがあります。

簡単に言うと、トレンド系のインジケーターは相場をトレンドの観点から分析する為のツールです。
オシレーター系のインジケーターは、例えば相場の買われすぎ、売られすぎを計算し、トレンドの波がどこまで続くのか、どのあたりで反発するのかを分析する為のツールです。

それぞれの細かな解説は、Googleさんで「インジケーター 種類」などで検索してもらえると詳しく載っていると思いますので、そちらで調べてみてください。
よく情報商材で売っているタイプのインジケーターは、「サインツール」と呼ばれる物で、特定の条件がそろった時にチャート上にサインを出すという物です。
たとえば、無料配布されている物で、短期、中期、長期のMAが3本が同じ向きになったらサインを出すパーフェクトオーダーはサインツールに当たります。
サインツールは、トレンド系、オシレーター系を組み合わせたロジックの場合もあるので、どちらという定義はできません。
また、同じように上記2種の分類に該当しないだろう特殊なインジケーターも存在します。
(例えば、通貨ペアをわかりやすく大きく表示する物や表示足の残り時間を表示する物etc..)

インジケーターに、聖杯はあるの?

インジケーターは、検索してもらえるとすぐに分かると思いますが、本当に無数に存在します。
中には、「このインジケーターを使ってシグナル通りにエントリー、エグジットしてただけで、○○万円獲得!」とかいう広告の物も存在します。

はっきり言います。

シグナル系のインジケーターを使って利益が出ることもあると思います。それは否定しません。
でも、広告の中には利益が出たときの事しか書いてありません。つまり、無数にあるはずの損失に関しては一切ふれていないのです。
仮に、あなたが販売者だったとして、常勝無敗のインジケーターがあったとしたら、数万円、もしくは十数万で販売しますか?

FXトレードを続けていたら、損失が出ないなんて事は絶対にありえません。
もしあり得るなら、それは単に損切りをしていないだけなのではないのでしょうか。
含み損を抱えているうちは、それは確定した損失とは言いませんから…。
(実際には、トレード自体の機会損失などがありますが、ここでは除外します)

インジケーターに聖杯はありません。
「どれを使えば勝てるのか」という意味での聖杯インジケーター探しをしても意味は無いのです。
また、インジケーターの組み合わせ自体にも聖杯はありません。
もしあるとしたら、そのインジケーターの組み合わせを使い続けて養った経験と、不利な時にはきっちり退ける相場観こそが聖杯ともいえる唯一の勝ちルールだと思います。

インジケーターはトレードの答えではない

というわけで、今回はインジケーターについての解説でした。
繰り返しになりますが、トレードはインジケーターを入れたからといって必ず勝てるものではありません。
インジケーターは、テクニカル分析をしやすくしてくれるツールであって、それ自体がトレードの答えではないのです。
大切なのは、そのツールを使いこなして、自分の相場観を鍛え上げ続ける事だと思います。

今回はここまで!
お読みいただきありがとうございました!

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